・絵画の歴史を変えた油彩の根本であるグレージング技法を知りたい方

・透明感のある艶やかな色彩の絵を描きたい方

・写真のようなリアルな絵画を描きたい方

・古典絵画の巨匠が使用した、異次元の技法を手に入れたい方

・耐久性の高い技法を手に入れたい方

・唯一無二の作品作りを目指す方

・絵画の販売や個展を開催したい方

約600年前、
絵画の歴史を変える出来事が起こりました。

それは、ヤン・ファン・エイクによって
現代の人にも到底マネのできないほどの
油彩の根本、最高峰である
グレージング技法が確立されたことです。

ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫妻の肖像」
（フリー素材をお借りしています。）

油彩画を確立させた、この作品もグレージングを多用している。
リアルに描く為には、必須な技法！

写真がなかった当時
画家の役割は、

神や貴族、権力者を
いかに美しく、本物のように
描くかということでした。

絵によって権威を示せるか、
ということでした。

その役割を果たすのに
グレージング技法はぴったり。

それまでの水彩絵具とは違い
薄く透明な絵具を重ねて塗っていくことで
深みのある透明感を生み出すことが出来ます。

例えば、「肌」

ヤン・ファン・エイク「赤いターバンの男の肖像」
（フリー素材をお借りしています。）

皮膚自体の色、
光が当たったところ
凹凸による影
透けて見える血管など

下の色が
塗りつぶされることなく
透けて見えるからこそ

複雑なトーンを創り
リアルな「肌」を表現することができました。

更に、何層も重ねて描くことで
絵具同士の固着が強くなり
絵の耐久性も高まりました。

これは、長期間
権威を示し続けるのに
うってつけです。

ゴッホ「星月夜」
（フリー素材をお借りしています。）

しかしあなたは、油彩画と聞いて
もしかしたら、ゴッホやモネのような

絵具が盛り上がった
はっきり筆跡が残る絵を
思い浮かべたかもしれません。

それは、
日本に最初に入ってきた油彩画、西洋画が
印象派の油彩だからです。

日本で最も人気のある油彩画も
印象派かもしれませんね。

しかし、歴史的に見ると
印象派のような油彩画は、
今から約150年ほど前に生み出された描き方で

実は油彩画の歴史から見ると
新しい描き方になります。

モネ「睡蓮」
（フリー素材をお借りしています。）

そして、一般的な絵画教室で
習うことが出来る油彩の技法も

印象派のような
手軽に簡単に描ける描き方が多いでしょう。

そこで！
上田勇一絵画教室では
《新春企画》として

古典的な油彩技法のひとつであり
最近の一般的な絵画教室では
あまり習うことのできない

グレージング技法の描き方を
ご紹介させていただきます。

古典とは
ルール・基本を大切にしています。

約600年前、
神や権力者への賛美を送るために

かの巨匠達が使用した
グレージング技法。

現代でも
脈々と受け継がれたこの技法を
あなたも手に入れませんか？

・600年に渡る油彩の大まかな歴史とグレージングの位置づけ
・グレージングの特徴・魅力

・グレージングに適したオススメの支持体

・グレージングに使用するオススメの筆

・グレージング技法の具体的な描き方

今回の実演で描く作品

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